ぐらもくらぶ 公式ブログ

ぐらもくらぶ 公式ブログ(イベント・出演情報・ぐらもくらぶ関連新譜CD情報・SPレコード・蓄音機で聞く78回転SP盤の昭和歌謡・流行歌などの話題が中心です)

ぐらもくらぶ公式ブログへようこそ!(イベント・出演情報・ぐらもくらぶ関連新譜CD・SPレコード・蓄音機で聞く78回転SP盤の昭和歌謡・流行歌などの話題が中心です

幻の映画『忠次旅日記』弁士と和洋合奏つき上映&トーク (併映:記録映画『佐原30年』)

告知が遅れてしまいましたが、千葉県香取市佐原で行われる今年のイベントは『幻の映画『忠次旅日記』弁士と和洋合奏つき上映&トーク (併映:記録映画『佐原30年』)』と、ここに置くとなんだか「」(かっこ)が矢鱈に多いタイトルになってしまった番組を開催いたします。

 

もう巷では情報も出回っております活動写真弁士をテーマにした周防正行監督・成田凌主演の映画『カツベン!』の公開がいよいよ12月13日に公開予定となっております。

それを記念すると言うか、この盛り上がりに乗ろうか反ろうかというのがぐらもくらぶとしてのこのイベントであります。

 

と言うわけで、当日は昨年も公開しました地元佐原で写真館を営まれていた故松田光雅氏の記録映像のうち、市に収められていない映像を併映します(前回もこの中から大部分使用したので、今回初公開と言うわけではありませんが)

そしてメインの番組は昭和2年公開の伊藤大輔監督・大河内伝次郎主演・キネマ旬報ベストワン(年間第一位)の幻の名作『忠次旅日記』を映楽四重奏による片岡一郎弁士の説明と上屋安由美のピアノ、宮澤やすみの三味線、田中まさよしの打楽器でお送りする豪華版です!

もちろん活動弁士監修をされた片岡一郎さんほかによる『カツベン!』トークもあります!

 

しかも「入場無料です!!!」

(そのかわり物販のCDをたくさん買ってもらえると運営上たすかりますよ)

首都圏の皆さまも歴史ある街並みの佐原観光をしながら是非お越しくださいませ。街には酒蔵とかもありますよ。

 幻の映画『忠次旅日記』弁士と和洋合奏つき上映&トーク
併映:記録映画『佐原30年』

f:id:gramoclub78:20191112020331j:plain

f:id:gramoclub78:20191112020358j:plain

f:id:gramoclub78:20191112020428j:plain

f:id:gramoclub78:20191112020535j:plain

発掘された幻の無声映画『忠次旅日記』が歴史ある佐原の街並みにある与倉屋大土蔵にて、昭和初期の公開当時と同じ活動弁士と和洋合奏つきで再現上映!
また12月13日公開の活動弁士をテーマとした映画『カツベン!』の演技指導をされた活動写真弁士の片岡一郎氏ほかによるトークあり。
併映として、昨年公開した松田光雅氏撮影の記録映画を氏が編集した短編『佐原30年』を上映。戦前から昭和40年代の佐原の風景・出来事をたどります。


上映作品
『佐原30年』 1963年頃(昭和43年頃)/白黒&カラー/無声/27分/松田光雅制作
『カツベン!予告編』 2019年12月13日公開/東映作品/カラー/監督:周防正行
『忠次旅日記』 1927年(昭和2年)/日活作品/白黒/無声/1時間45分/監督:伊藤大輔/出演:大河内伝次郎伏見直江、中村英雄、沢蘭子、中村吉次、阪本清之助、磯川元春
※いずれもデジタル上映
※『佐原30年』は2018年の公開で使用した記録映像と重複している部分があります。

場所/与倉屋大土蔵(千葉県香取市佐原イ1730)

 
日時/2019年12月8日(日曜日)
●13時30分開場
●14時00分 第一部開演(記録映画『佐原30年』ほか)
●14時45分 第二部開演(『カツベン!』トーク
●15時15分 第三部開演(『忠次旅日記』上映)

出演:映楽四重奏(活弁/片岡一郎 ピアノ/上屋安由美 三味線/宮澤やすみ 打楽器/田中まさよし)・保利透
入場無料(満席の場合は立ち見となります)

協力/国立映画アーカイブ・日活株式会社・東映株式会社
主催/ぐらもくらぶ与倉屋土蔵活用の会
お問い合わせ/gramoclub78@gmail

 

令和元年・昭和元年 改元するとき聴こえたもの 1925-1928

令和元年・昭和元年 改元するとき聴こえたもの 1925-1928

 
大正滑稽はやり唄 -書生節と小唄による風刺・モダン・生活-

大正滑稽はやり唄 -書生節と小唄による風刺・モダン・生活-

 
親恋道中 上原敏 1936-1943

親恋道中 上原敏 1936-1943

 
ダンスリヨウ みんなで踊ろう昭和戦前民謡ジャズ

ダンスリヨウ みんなで踊ろう昭和戦前民謡ジャズ

 
へたジャズ! 昭和戦前インチキバンド 1929?1940

へたジャズ! 昭和戦前インチキバンド 1929?1940

 
あじあに乗りて ~歌と満洲~

あじあに乗りて ~歌と満洲~

 
ザッツ・ニッポン・キネマソング 1931-1940

ザッツ・ニッポン・キネマソング 1931-1940

 
東海林太郎全集 1934-1949

東海林太郎全集 1934-1949

 
六区風景 想ひ出の浅草

六区風景 想ひ出の浅草

 

10月15日(火)『ぐらもくらぶvol.15「夢声戦争日記を読む」』開催迫る!

もうすっかり情報出すのが遅れてしまいましたが、10月15日はこちらのイベントになります!是非お越しくださいませ!!!

 

ぐらもくらぶvol.15「夢声戦争日記を読む」

 

ベルベットサンに程近い荻窪・天沼に居を構えていた活動写真弁士・作家・俳優などマルチに活躍した徳川夢声にスポットを当てる。芸能人としての夢声、また市井の視線で太平洋戦争中に残した膨大な日記による朗読会。
活動写真弁士・片岡一郎の朗読により、戦時下のひとびとのリアルを令和の現代に触れてみよう。

【出演】出演:片岡一郎(活動写真弁士)、ほか
【日時】10月15日
【開場】18:30
【開演】19:00
【料金】1,500円+税(1D別)
【場所】荻窪・ベルベットサン
東京都杉並区 荻窪3-47-21 サンライズ ビル1F
http://www.velvetsun.jp/about/

★当日ぐらもくらぶCD1枚購入につきドリンク1杯無料。
※ご予約の方優先でのご入場となります。またご予約の方は到着順の入場となりますので場合によっては立ち席になる場合があります。

↓↓↓予約↓↓↓

www.velvetsun.jp

 

いよいよ9月1日は『復活ぐらもくらぶ祭り カツベン!戦前ジャズ!昭和歌謡!』デス!

着々と準備、と言いたいところですが、何分にも江戸東京博物館の小ホールって初めて使うのでちょっとビビっております。大は小を兼ねるのですが、コンパクトにした分、当然制約も出てくるわけです。例えばマイクの数や舞台上のスペース、そして見切れ席も4席出てしまう(プロジェクターを使わない落語などなら大丈夫なのですが)など、当日どうなるかやってみないと不都合は判りません。

でも、番組内容と進行については、今迄ぐらもくらぶのイベントで開催した物を凝縮した物ですし、第三部の泊(とまり)のライブは名古屋で予行演習をしたようなもので、きっと濃厚な物をご覧いただけるものだと自負しております。更に、第二部の特別ゲストについてですが、戦前のジャズ音楽に詳しい瀬川昌久さんにお願いすることといたしました。

 

と言う事で、ご案内ですが。従前よりの大ホール(約440人収容)と違い、小ホールの席数が130席とかなりコンパクトになっております。お陰様で前売券も順調な売れ行きですが、当日券でご案内できる数に限りがあると思います。ですので、なるべく前売券をご利用いただけたら幸いです。

また、チラシを持参しましたら割引料金にてご入場いただけますので、都内各所で見つけていただくか、出演者の事前イベントなどで手に入れてください。

小ホールは1階の正面玄関入ってする左手にありますのでお間違いなく!

 

それでは皆様のご来場をお待ちしております!!!

 

<以下再掲>

今回は復活のための肩らなしと言うか、小ホール始めという事で今までの「ぐらもくらぶ的」な物の総決算的なプログラムとなっております。

第一部は映画『カツベン!』公開を控えて引っ張りだこの坂本頼光さんと片岡一郎さんによるコーナー。

坂本頼光さんには昨年のぐらもくらぶイベントで大好評満員でお送りしました『名画座俳優声帯模写リターンズ』も再演してくださいます。片岡一郎さんにも同じボリュームでとっておきの映画説明をお願いしております。乞うご期待!

第二部は既に発刊から9年も経ったのかと自分でもため息をついてしまった毛利眞人著・講談社刊『ニッポン・スウィングタイム』をテーマとして、戦前のジャズ音楽についてこの9年間の新発見などを語っていただきます。なお、特別ゲストも予定しております。こちらもお楽しみに!

 

そして第三部!8月4日(日)に名古屋・今池:得三にてお送りする『ぐらもくらぶ&泊の「令和に昭和の流行歌でショー」~昭和歌謡トーク・ライブ~』を東京でもお送りします!(とは言っても名古屋の半分の時間ですし、中身も多少変わると思うので、名古屋もおすすめですから可能なら両方お越しくださいね)

こちらは日本漫画家協会賞手塚治虫文化賞を受賞した、山田参助の歌謡ユニット泊(とまり)に加え、二胡吉田悠樹さんにもライブに加わっていただき、更に福島暢啓アナも名古屋同様にゲストとして登場してくださいます。

 

ちなみに以前開催した400人以上入るホールと違って、「小ホール」の収容人数は130人程度となっておりますので、「チケットぴあ」にての前売券ご購入をお勧めいたします。過去6回開催して少ない時の集客で100人、多いときは230人でしたのでお値段もお手頃で安心な前売券をお勧めします。もちろん当日お席に余裕があれば当日券も発売しますし、若干の立ち見券も検討いたします。

 

と言うわけで夏休み最後の日は江戸東京博物館の展示を見ながら小ホールにご参集ください!!!

 

f:id:gramoclub78:20190823045833j:plain

 

t.pia.jp

『復活ぐらもくらぶ祭り カツベン!戦前ジャズ!昭和歌謡!』

2年間の休止を経た『ぐらもくらぶ祭り』が完全甦生デス!原点に立ち戻って『戦前ジャズ』『活動写真』『昭和歌謡』の三本柱でお送りする豪華版!

第一部『カツベン!活動写真弁士まつり』 13:00~14:30
二大活動弁士によるトーク&無声映画上映
出演:坂本頼光名画座俳優声帯模写活弁)・片岡一郎(活弁

第二部『ニッポン・スウィングタイムまつり』 14:40~15:40
戦前ジャズの新発見
出演:毛利眞人ほかゲスト予定

第三部『令和に昭和歌謡でショー』 15:50~17:30
日本漫画家協会賞手塚治虫文化賞を受賞した、山田参助の歌謡ユニット泊(とまり)、そのファンである福島暢啓アナをゲストに昭和の流行歌をライブと共に語り合う
出演:保利透・泊(とまり)[vo山田参助+gt武村篤彦+二胡 吉田悠樹]・福島暢啓

場所:両国・江戸東京博物館「小ホール」(JR・大江戸線両国駅下車・東京都墨田区横網1-4-1)
開催日:9月1日(日曜日)
開場:12時45分(開場前の順番待ちの整理は12時30分より、また当日券販売は12時より)
開演:13時00分(17時30分~18時頃終演予定)

入場料:前売り予約券・2,300円、当日券・2,800円(全130席・全席自由席)※入場券提示で再入場可能です


★前売り券はチケット・ぴあにて好評発売中!!!
Pコード:643312・興行コード:1934430
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1934430
主催:ぐらもくらぶ/協力:メタカンパニー・えにし書房・活動写真実演会
<お問い合わせ>
メール:gramoclub78@gmail.com
オフィシャルサイト:https://gramoclub78.hatenablog.com/

●当日はぐらもくらぶCD・書籍ほかの物販あり

 

 

 

大東京ジャズ Jazz in The Tokyo Great Tokyo Jazz song collection 1925~1940

大東京ジャズ Jazz in The Tokyo Great Tokyo Jazz song collection 1925~1940

 

 

 

親恋道中 上原敏 1936-1943

親恋道中 上原敏 1936-1943

 

 

 

へたジャズ! 昭和戦前インチキバンド 1929?1940

へたジャズ! 昭和戦前インチキバンド 1929?1940

 

 

 

ザッツ・ニッポン・キネマソング 1931-1940

ザッツ・ニッポン・キネマソング 1931-1940

 

 

 

霽月小曲集

霽月小曲集

 

 

 

戦前ジャズ歌謡全集・タイヘイ篇

戦前ジャズ歌謡全集・タイヘイ篇

  • アーティスト: V.A.(二村定一、黒田進、マイ・ラッキー・ボーイ、丸山和歌子、リチャード広川、フランク須田、トニー相良、竹内龍夫、内本實、シキ皓一、有島通男etc)
  • 出版社/メーカー: ぐらもくらぶ
  • 発売日: 2015/11/15
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログ (9件) を見る
 

 

9月1日(日)江戸東京博物館小ホールにて『復活ぐらもくらぶ祭り カツベン!戦前ジャズ!昭和歌謡!』開催です!

ながらくお休み(とは言っても2年ちょっとですが)していました『ぐらもくらぶ祭り』が復活します!

今回から以前の江戸東京博物館「大ホール(改装前は単に「ホール」)」ではなく、新しく設置された「小ホール」にての開催です。設置と言っても、以前から受付とミュージアムショップの前にあった映像ホールが小ホールとなったわけなのですけどね。

 

今回は復活のための肩らなしと言うか、小ホール始めという事で今までの「ぐらもくらぶ的」な物の総決算的なプログラムとなっております。

第一部は映画『カツベン!』公開を控えて引っ張りだこの坂本頼光さんと片岡一郎さんによるコーナー。

坂本頼光さんには昨年のぐらもくらぶイベントで大好評満員でお送りしました『名画座俳優声帯模写リターンズ』も再演してくださいます。片岡一郎さんにも同じボリュームでとっておきの映画説明をお願いしております。乞うご期待!

第二部は既に発刊から9年も経ったのかと自分でもため息をついてしまった毛利眞人著・講談社刊『ニッポン・スウィングタイム』をテーマとして、戦前のジャズ音楽についてこの9年間の新発見などを語っていただきます。なお、特別ゲストも予定しております。こちらもお楽しみに!

 

そして第三部!8月4日(日)に名古屋・今池:得三にてお送りする『ぐらもくらぶ&泊の「令和に昭和の流行歌でショー」~昭和歌謡トーク・ライブ~』を東京でもお送りします!(とは言っても名古屋の半分の時間ですし、中身も多少変わると思うので、名古屋もおすすめですから可能なら両方お越しくださいね)

こちらは日本漫画家協会賞手塚治虫文化賞を受賞した、山田参助の歌謡ユニット泊(とまり)に加え、二胡吉田悠樹さんにもライブに加わっていただき、更に福島暢啓アナも名古屋同様にゲストとして登場してくださいます。

 

ちなみに以前開催した400人以上入るホールと違って、「小ホール」の収容人数は130人程度となっておりますので、「チケットぴあ」にての前売券ご購入をお勧めいたします。過去6回開催して少ない時の集客で100人、多いときは230人でしたのでお値段もお手頃で安心な前売券をお勧めします。もちろん当日お席に余裕があれば当日券も発売しますし、若干の立ち見券も検討いたします。

 

と言うわけで夏休み最後の日は江戸東京博物館の展示を見ながら小ホールにご参集ください!!!

t.pia.jp

『復活ぐらもくらぶ祭り カツベン!戦前ジャズ!昭和歌謡!』

2年間の休止を経た『ぐらもくらぶ祭り』が完全甦生デス!原点に立ち戻って『戦前ジャズ』『活動写真』『昭和歌謡』の三本柱でお送りする豪華版!

第一部『カツベン!活動写真弁士まつり』 13:00~14:30
二大活動弁士によるトーク&無声映画上映
出演:坂本頼光名画座俳優声帯模写活弁)・片岡一郎活弁

第二部『ニッポン・スウィングタイムまつり』 14:40~15:40
戦前ジャズの新発見
出演:毛利眞人ほかゲスト予定

第三部『令和に昭和歌謡でショー』 15:50~17:30
日本漫画家協会賞手塚治虫文化賞を受賞した、山田参助の歌謡ユニット泊(とまり)、そのファンである福島暢啓アナをゲストに昭和の流行歌をライブと共に語り合う
出演:保利透・泊(とまり)[vo山田参助+gt武村篤彦+二胡 吉田悠樹]・福島暢啓

場所:両国・江戸東京博物館「小ホール」(JR・大江戸線両国駅下車・東京都墨田区横網1-4-1)
開催日:9月1日(日曜日)
開場:12時45分(開場前の順番待ちの整理は12時30分より、また当日券販売は12時より)
開演:13時00分(17時30分~18時頃終演予定)

入場料:前売り予約券・2,300円、当日券・2,800円(全130席・全席自由席)※入場券提示で再入場可能です

★前売り券はチケット・ぴあにて好評発売中!!!
Pコード:643312・興行コード:1934430
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1934430
主催:ぐらもくらぶ/協力:メタカンパニー・えにし書房・活動写真実演会
<お問い合わせ>
メール:gramoclub78@gmail.com
オフィシャルサイト:https://gramoclub78.hatenablog.com/

●当日はぐらもくらぶCD・書籍ほかの物販あり

 

  

親恋道中 上原敏 1936-1943

親恋道中 上原敏 1936-1943

 

  

ダンスリヨウ みんなで踊ろう昭和戦前民謡ジャズ

ダンスリヨウ みんなで踊ろう昭和戦前民謡ジャズ

 

  

ザッツ・ニッポン・キネマソング 1931-1940

ザッツ・ニッポン・キネマソング 1931-1940

 

  

ニッポン・エロ・グロ・ナンセンス

ニッポン・エロ・グロ・ナンセンス

 

  

東海林太郎全集 1934-1949

東海林太郎全集 1934-1949

 

 

へたジャズ! 昭和戦前インチキバンド 1929?1940

へたジャズ! 昭和戦前インチキバンド 1929?1940

 

 

霽月小曲集

霽月小曲集

 

 

物語 宮本武蔵 吉川英治原作・市川八百蔵 甦る戦前のラジオ名朗読

物語 宮本武蔵 吉川英治原作・市川八百蔵 甦る戦前のラジオ名朗読

 

 

佐藤利明著『石原裕次郎 昭和太陽伝』関連イベント

西部警察」世代が知らない裕次郎がここにいる !!
石原裕次郎三十三回忌に娯楽映画研究の第一人者がおくる、渾身の本格
評伝。生涯の軌跡と、全出演映画の詳説、さらに「だれもが愛した裕ちゃん」
のエピソードの数々をまじえ、昭和とともに生きた大スターの生涯を様々
な角度から描き、これ一冊で昭和のエンタメ・文化史としても読める一
冊 !!
出演映画 104 作、シングルレコード 237 タイトル……映画と歌とテレビ
映画の足跡。
誕生から、日本映画黄金時代にトップスターとして駆け抜けた青春期、「俳
優は男子一生の仕事にあらず」と石原プロモーションを立ち上げ、日本
映画最大のヒット作『黒部の太陽』を作り上げた青年期、「太陽にほえろ!
でテレビ進出を果たし、テレビ映画「大都会」「西部警察」シリーズを製
2
作して新たなムーブメントを起こした時代、そして病苦と闘い続けた晩
年……。本書は、石原裕次郎の生涯を編年体で辿っている。その足跡を
振り返ることは、「もはや戦後ではない」と呼ばれた昭和三十年代の映画
界の隆盛と凋落、社会現象を巻き起こしたテレビ映画の時代を辿る映像
文化史であり、「裕ちゃん」を熱く支持した人々の庶民史でもある。(本
書「はじめに」より)

 

と言うわけで、佐藤利明さんの『石原裕次郎 昭和太陽伝』が出版されますが、これに関するイベントが開催されますので一覧にしました。

 

 7/17(水) 19:00~
石原裕次郎 昭和太陽伝』(アルファベータブックス)刊行記念(7/17発売)
佐藤利明さん×中川右介さんトーク&サイン会
西部警察」世代が知らない裕次郎と、昭和の輝きを伝えたい!

www.tokyodo-web.co.jp

名古屋は3夜連続です!

今池TOKUZOで人気だった「ザッツ・ニッポン・エンタテインメント」の佐藤利明氏が金山ブラジルコーヒーで開催する、石原裕次郎クロニクル「昭和太陽伝」刊行記念トークライブの前日に自然誌古典文庫に遊びに来てくれることになりました!

「前夜祭だよ 全員集合!ざんす」として映像とトーク
歌う映画スターからエノケン・ロッパにアノネのオッサンまで見逃せない秘蔵映像をドンと蔵出しするイベントを開催いたします。

佐藤利明のザッツ・ニッポン・エンタティンメントスペシャル!】
2019年7月28日(日)
会場/自然誌古典文庫 (知多市)
本番時間 /15~18時 ※入場は30分前から
参加料/¥1,500
反省会(打ち上げ)は別途500円
予約 0562-32-0697又は090-3304-9253
※満席になり次第締め切りとさせていただきます

 

 ● 7 月 29 日(月)金山ブラジルコーヒー 佐藤利明の「娯楽映画の昭和
太陽伝 植木等石原裕次郎〜歌う映画スターの宴」20 時開場・20
時 30 分開演。
● 7 月 30 日(火)CBC ラジオ「つボイノリオの聞けば聞くほど」11 時台・
ゲスト出演。
● 7 月 30 日(火)東海ラジオ源石和輝 ひるカフェ」12 時〜 13 時「石
裕次郎 昭和太陽伝」佐藤利明・ゲスト出演。
● 7 月 30 日(火)丸善名古屋本店 19 時「石原裕次郎 昭和太陽伝刊
行記念「マルゼミ」【「西部警察」世代が知らない裕次郎と昭和の輝き】
4
トーク&サイン会
● 8 月 11 日(日)四国放送ラジオ「JRT 日曜懐メロ大全集」2000 回記念「石
裕次郎 昭和太陽伝」特集。スタジオでゲスト出演。
● 8 月 12 日(月)紀伊国屋書店徳島店「石原裕次郎 昭和太陽伝」刊行
記念 トーク&サイン会。14:00 〜 15:30
● 8 月 18 日(日)浅草・音のヨーロー堂「タブレット純と佐藤利明の青
い部屋・赤い部屋」”「石原裕次郎 昭和太陽伝」刊行記念・裕次郎
語ろう、歌おう”トーク&ライブ。

 

石原裕次郎 昭和太陽伝

石原裕次郎 昭和太陽伝

 

 

石原裕次郎・渡 哲也 プライベート

石原裕次郎・渡 哲也 プライベート

 

 

石原裕次郎 ベスト 1956-1966 1967-1987 2巻セット CD4枚組 WCD-690-691

石原裕次郎 ベスト 1956-1966 1967-1987 2巻セット CD4枚組 WCD-690-691

 

 

石原裕次郎リサイタル

石原裕次郎リサイタル

 

 

8月4日(日)名古屋・得三にて『ぐらもくらぶ&泊(とまり)の「令和に昭和の流行歌でショー」昭和歌謡トーク&ライブ』

今年の名古屋の夏は熱い!暑い?あつい!

そうです、8月4日は名古屋・今池の得三へ皆さん参集してください!ぐらもくらぶプレゼンツ泊(とまり)による昭和歌謡ナイトです!

しかも、特別ゲストには大阪より泊(とまり)の大ファンであるアノ方が!!!

新幹線があるうちに帰れますので東京・大阪の方も是非お越しくださいませ!

(チケットは6月15日より各プレイガイドより発売になります)

 

 ぐらもくらぶ&泊(とまり)の『令和に昭和の流行歌でショー』昭和歌謡トーク&ライブ

 

平成が終わって令和になってもやはり「昭和歌謡」でしょう!!!
ぐらもくらぶと昭和歌謡ファンである漫画家・山田参助の歌謡ユニット泊(とまり)による昭和の流行歌をライブと共に語り合う真夏の熱い夜デス!
さらに、特別ゲストに泊(とまり)のファンである福島暢啓アナをお迎えしてスペシャルなコーナーもご用意しております。
お食事お飲み物の豊富なメニューをご用意しておりますので、皆さまふるってご参加くださいませ!

 

トーク保利透(ぐらもくらぶ)/山田参助+武村篤彦(泊)/福島暢啓
ライブ:『泊』[山田参助(vo)武村篤彦(g.vo)]

場所:今池・得三 TOKUZO
名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2F
令和元年8月4日(日)17:00開場・18:00開演(21:00終演予定)
入場料:前売¥2,500 当日¥2,800(6/15発売)

 

ローソンチケット ⇒ Lコード:43318/0570-084-004
チケットピア ⇒ Pコード:155-131/0570-02-9999
お問い合わせ:電話(052-733-3709)
<CD・本の物販あり!>

 

保利 透(ほり とおる) 1972年、千葉県生まれ。アーカイブ・プロデユーサー 戦前レコード文化研究家 ぐらもくらぶ主宰
時代にスポットを充て、過去と現代の対比を検証するというテーマのもと、戦前の音楽の素晴らしさと、録音による時代の変化をイベントやメディアを通じて伝えている。
SP復刻CDのマスタリング・制作監修に「ニッポン・モダンタイムス」シリーズ(コロムビア・ビクター・テイチク・キング・ユニバーサル)「花子からおはなしのおくりもの」(ユニバーサル)「日本の軍歌アーカイブス・シリーズ」「KING OF ONDO ~東京音頭でお国巡り~」「ザッツ・ニッポン・エンタテインメント・シリーズ」(ビクター)などがある。

泊(とまり) 泊は2002年に大阪で結成された武村篤彦と笹山鳩による異色歌謡のユニット。
枯れた味わいの武村のギター演奏とオールドスクールな笹山の唱法は、昭和前半にかつて存在したようで存在しなかった、「架空の歌謡」と言えるかもしれない。

 

霽月小曲集

霽月小曲集

 

 

あなたは狙われている ~防諜とは~ スパイ歌謡全集 1931-194

あなたは狙われている ~防諜とは~ スパイ歌謡全集 1931-194

 

 

ダンスリヨウ みんなで踊ろう昭和戦前民謡ジャズ

ダンスリヨウ みんなで踊ろう昭和戦前民謡ジャズ

 

 

親恋道中 上原敏 1936-1943

親恋道中 上原敏 1936-1943

 

 

へたジャズ! 昭和戦前インチキバンド 1929?1940

へたジャズ! 昭和戦前インチキバンド 1929?1940

 

 

「忠犬ハチ公の鳴き声」のレコード

僕の所有しているレコードで最も露出と言うか出動と言うか、テレビ番組の素材に使われたレコードは何かと言うと、これはもうダントツで「忠犬ハチ公の鳴き声」のレコードでしょう。もちろんこれは通称ですが。

 

折角ですので2019年3月現在までに、この「忠犬ハチ公の鳴き声」レコードが登場した情報を記しておきましょう。

2009年(平成21年)8月6日 フジテレビ『めざましテレビ

2011年(平成23年)4月21日 テレビ朝日やじうまテレビ

2013年(平成25年)4月27日 TBSテレビ『世界ふしぎ発見!

2014年(平成26年)4月21日 日本テレビ『ZIP!』

と、4回の登場だったけです。
この中で一番反響がすごかったのは『世界ふしぎ発見!』でしょうかね。もちろん他の朝の情報番組も反響はすごかったですが、世界ふしぎ発見!の場合は春香クリスティーンさんとのシーンを「観ました」と言う率が尋常ではありませんでしたよ。

確か、一番最初の『めざましテレビ』はレコードのみの露出で、他は僕自身の露出ありだったはずです。

こう時系列で見るといろいろ気づくかと思いますが、まず4月21日前後が多いと言う事。これは「忠犬ハチ公銅像が設置された日」が1934年(昭和9年)4月21日だからであります。8月6日はどうも記憶があいまいで、うんうんと唸りながら調べていたら判りました。リチャード・ギア主演のアメリカ映画『HACHI 約束の犬』の公開が2009年8月8日で、それに関連してお呼びがかかったのでした。

 

さて、その通称「忠犬ハチ公の鳴き声」のレコードと言うのはこのレコードです。

f:id:gramoclub78:20190309224538j:plain

『純情美談 忠犬ハチ公』 岸一夫 童謡・国松操 伴奏・キクスイトリオ

 レーベル:キクスイ 番号:K-101

 このレコードは忠犬ハチ公存命中に制作された物と思われ、訓話と童謡によってハチ公のエピソードが綴られた後に岸一夫によって「それではハチ公の本当の声をお聴きください」と紹介されている。

キクスイレコードと言うレーベルはこれ以外に例を見た事が無く、番号も「K-101」とファーストである事から、おそらく第三者による出資で作られたノベルティ性が強いレコードだと思います。

当時こう言ったハチ公にあやかったグッズなどが横行していたと言う事なので、その一種と思われますが、これは先年ぐらもくらぶより発売した『へたジャズ!』でも触れたテーマである「夜店レコード」として売られたのではないかと考えられます。

このレコードで最も重要なポイントは「本当にハチ公の鳴き声なのか」と言う点。「証拠を出せ」と言われたら「タイムマシンで吹き込んでいる所を確認しないと無理」と言うしかないのですが、僕なりの検証では「本物である」と結論づけております。

これは、鳴き声が苦しそうであること。つまりハチ公の実際の死因となった「寄生虫フィラリアに冒された犬」による鳴き声に似ていると言う事。そして、微かではありますがアルマイト盤からのダビングによるノイズがあると言う事。恐らく渋谷駅頭で一晩中録音機を廻して世紀の瞬間を狙ったのではないかと想像します。

 

ハチ公は没する前から新聞などのメディアを経て人気となり、その人気から紆余曲折あり存命中から銅像が建てられると言う極めて珍しい事となりました。その紆余曲折の仇花がこの「ハチ公の鳴き声のレコード」となるわけです。

この、ハチ公の存命中に銅像が設置された状況は昭和9年11月公開のP.C.L映画『あるぷす大将』にやや滑稽なシーンとして記録されています。もう25年以上前の日本テレビ『知ってるつもり?!』でもこのレコードと共に紹介されました。

f:id:gramoclub78:20190309231631j:plain

 

とにかく、この当時の忠犬ハチ公熱は大変な物で、レコードだけでも以下の物があります。

 

f:id:gramoclub78:20190309232343j:plain

『教訓物語 忠犬ハチ公』 水野草庵子作・主題歌(童謡)佐々木すぐる作曲・稲葉與四郎編曲

解説:谷天郎 唄及台詞:大川澄子・福田信子・佐々木行綱・塚田愛子・外数名 コロムビアオーケストラ伴奏

 レーベル:コロムビア 番号:27834

 

f:id:gramoclub78:20190309232459j:plain

『児童劇 忠犬ハチ公』 村田吉邦原作脚色

ニットー児童劇団 伴奏:ニットー管絃楽団

 レーベル:ニットー(タイヘイ) 番号:S1991

(ニットー原盤のタイヘイ再プレスの可能性あり)

 

f:id:gramoclub78:20190309232725j:plain

『童謡 忠犬ハチ公』 天笠治朗作詞・清原健介作曲

吉沢園子 オーゴンアンサンブル

 レーベル:オーゴン 番号:A5006

 ざっと、これだけのレコードを確認しましたが、他にもまだあるようでコンプリートとは言い難いですね。しかし、どれも子供向けとして企画され販売されたもので、それも昭和10年前後に集中しています。

 

この中でもやはり出色なのは「忠犬ハチ公の鳴き声」のレコードでしょうね。発売当時はひと山あてるつもりだったのかもしれませんが、経緯はともあれ、よくぞハチ公の鳴き声を収録してくれたと、名もない夜店レコードの制作者に感謝したいですね。

(ここまで書いて忠犬ハチ公の命日が3月8日だと気付きました。うーん、もう2日早く投稿すべきでした)

へたジャズ! 昭和戦前インチキバンド 1929?1940

へたジャズ! 昭和戦前インチキバンド 1929?1940